中学生にスマホを持たせるとして、落としそうなことは予想できます。ではどんなケースにするのが良いでしょうか。
我が家は、意外なアドバイスから決めました。
何のためのケースか、子供に考えさせる
自分の物だったら、何のためなんて考えずにデザインと価格で決めてしまうのですが、子供のものとなると、つい実用性を最重視してしまいますね。もちろんそれで良いと思うのですが、我が家はこんな風に決めました。
- 子供に考えさせる
ケースぐらいは好きにさせてあげるのも良いかなと思って、「どういうケースが良い?」と聞いたら、自分でいろいろ考えたようです。
初めてのスマホだから大事にしたい という気持ちが強く、落としても大丈夫なことを最優先にした様子。 - しっかりとスマホを守る
上記で、偶然子供の考えと一致したのですが、やはり買い与える側としても、スマホが壊れないようしっかり守るケースが良いですね。
特に画面は割れやすいと思うので、画面保護が第一です。
そのためには、軽さや薄さはそれほど重要ではない。 - ストラップか、背面の指リングは必須
取り落さないように、ストラップか指リングがついているものが理想です。
以上ふくめて考えると、私も子供も意見が一致しました。
「手帳型のスマホカバー」に決定です。特に、自然に開かないように帯付きのやつ。
帯がなくて、落下途中に表紙が開いてしまっては元も子もないので。
手帳型の中でどれがいいかは、自分で選ばせることにしました。
ケースのもうひとつの役割
実は、親として手帳型が良いなと思っていた理由がもうひとつありました。
たまたま見かけた、メンタリストDAIGOさんの動画で言ってたんですよね。「悪い習慣は、取り掛かるまで20秒以上かかるようにすると良い」とのこと。
つまり、”始めるまでがちょっと面倒なことは、あまりやらなくなる”ということです。良い習慣にしたいことならば、すぐ始められるようにしておく。逆に、やめたい悪い習慣は、取り掛かるまでが面倒なようにしておく。
これになるほどと思ったので、つい触ってしまうスマホは、表紙と帯のある手帳型ケースが良いなあと考えていたのです。20秒はムリだけど。
だからと言って、ケースぐらいは子供に自分で考えるチャンスも与えたいので、私からは何も指示しませんでした。
そしたら根拠は別ですが、自ら手帳型ケースを選択したので、結果オーライになりました。
シンプルなシリコンケースよりもだいぶ値段は上がりますが、中毒化を防ぐメリットもあると分かれば、それぐらい余分な出費は問題なしですよね。画面が普段目に入らないのも◎。
我が家が選んだスマホケース
さてそんなわけで、我が家、というよりは我が子が選んだケースがこれです。スマホ本体はもちろん、(スマホをつい触ってしまう)時間泥棒からも、しっかり守ってくれそうです。ストラップが長短2種類付きなのもよい。
革はまあ、いかにも合皮ですが、変なテカリはありません。落ち着いた感じです。
縫製もしっかりしています。
ストラップのつける場所が、上下にあるのが地味に便利です。片方はキーホルダーとかつけても良いし。
ストラップについている金具も、比較的しっかりしたものを使ってあります。まあ、これぐらいの価格帯なら当然なのかもわかりませんが。
カードホルダーもついています。使う予定はないけど。目立たないけどよく見たらかわいいメーカーロゴも良い。
手帳型はスタンドになるものが多いですが、これも便利です。
あと、耐久性だけはこれから使ってみないと分かりませんが、おおむね満足できるケースです。
そんなわけで、中学生に手帳型帯付きのケース、お勧め。お子さんに無理強いしない程度でどうぞ。